モンスター・ハウス 感想 ネタバレ 結構楽しめる恐怖映画

monsterhouse CGアニメ

モンスター・ハウス [DVD]

『モンスターハウス』(原題:Monster House)は、2006年にアメリカで上映されたフル3DCGアニメーション作品です。 製作総指揮をロバート・ゼメキス、スティーヴン・スピルバーグが執っており、前評判の高かったCG映画です。

しかしながら、PIXAR作品ほどの美しい美術映像もなければ、夢中にさせるCGキャラクターも登場しません。 特筆べき要素といえば、家のモンスターでしょう。家が人を襲うのですから、ヒッチコック作品並の恐怖映画になっても良かったのです。

お話自体はそれほど悪くないので、CG映画よりもむしろ実写にした方が、恐怖感が何倍にも膨らみ、人気が出たのではないでしょうか。

<公式:モンスター・ハウス 予告映像>

 

モンスター・ハウス あらすじ

少年DJは、いつも気になっていたのです。家の向かいに建つ奇妙な屋敷の事を・・・。その屋敷は古びていましたが、空家ではなく、ネバークラッカーというちょっと変わったカミナリ親父が一人で住んでいるようなのです。

ネバークラッカーは、自分の敷地に何か物が入る事を極端に嫌い、たとえ子供のおもちゃであろうと、間違って敷地の中に入ってしまったものであろうと容赦なく、取り上げてしまうのです。

そんなある日、DJは大事なボールを、ネバークラッカーの庭に落としてしまうのです。ボールを取りに敷地に入ったところ、ネバークラッカーに見つかり、怒られてしまうのですが、突然彼は、心臓発作で病院に運ばれてしまうのでした。

それからです。屋敷のまわりで不可思議な事が起き始めるのですが、大人は誰も信じてくれません。そこで、DJは、親友のチャウダーらと共に、子供達だけで、屋敷の事を調べ始めると、そこには驚愕の事実が隠されていたのです。

モンスター・ハウス 感想

ネタバレになりますが、タイトル通りのお話です。家が人を襲うというホラー映画です。この暑い夏にピッタリのホラー映画かもしれませんね。 ただ、アメリカ映画なので、ジワリジワリと感じる日本映画の怖さと違って、ダイレクトに襲ってくる怖さの多い演出です。

つくづく思うのですが、これが実写映画でしたら、かなり面白い部類に入るのではないでしょうか。最後のオチもしっかりしているし、きちんと練られています。家が人を襲うシーンもより一層楽しめた事間違いありません。

スタッフロールの後のおまけ映像でも、気になる人達の行方もきちんと説明してくれていますので、親切この上ない映画で、スッキリする作品です。 ただただ、映像が受け入れられません。それだけが本当に残念です。

キャスト

DJ:ミッチェル・ムッソ
高山みなみ

チャウダー:サム・ラーナー
宮里駿

ジェニー:スペンサー・ロック
石原さとみ

ネバークラッカー:スティーヴ・ブシェミ
泉谷しげる

本場アメリカの声優、日本人スタッフも共に豪華ですね。ネバー・クラッカー役に変態やらせたら右に出るものはいない、スティーブ・ブシェミを起用するなんて、センスの良さが伺えます。

日本語吹き替え版でも、想像によっては、卑猥な言葉を石原さとみに言わせていますから、石原さとみファンには、必見の映画になるかもしれません。その言葉は、『のど○○○』です。

CG技術

CGキャラクターの子供がかわいくないの一言に尽きます。映画『アイス・エイジ』も登場する人間に違和感を持っていましたが、動物達のアニメーションがあまりにも素晴らしかったので、人の不自然さは気にならなくなったのですが、今回は違います。

中途半端なリアル感がある子供のCGキャラクター、アメリカではリアルなキャラが認知されやすいと言われますが、日本人うけは、悪いですね。 予告映像で、映画観るの辞めようとも思ったぐらいです。

1つ注目すべき映像は、モンスターと化した家のアニメーションでしょう。デフォルメされた形状は、モンスターの名にふさわしい、怪物ぶりですよ。

モンスター・ハウス その他情報

パニック系、ホラー映画モンスター・ハウス、あまり認知されていないCG映画のようですが、パチンコでも登場していたり、今後ジワリジワリと来るかも知れませんので、チェックですよ。

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