きみに読む物語 あらすじ 感想 2004年 これぞ泣ける感動作

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きみに読む物語』(原題: The Notebook)は、2004年にアメリカで上映された夫婦の愛を語る、洗練された感動巨編大作です。

お涙ちょうだいの感動映画と言えば、日本では『タイタニック』が有名ですが、『きみに読む物語』も負けず劣らぬ作品であり、心に響き渡るとてもいい映画です。

誰にでも間違いなくお勧め出来る作品です。先日、『君への誓い』で女優のレイチェル・マクアダムスを紹介した時に、無性に懐かしくなって今回の掲載です。

 

きみに読む物語 あらすじ

認知症を患っている老女を介護しているデュークが、1冊のノートに書かれた物語を彼女に読み聞かせる場面から映画は静かにはじまります。

ノートに書かれた物語は、1940年のアメリカ南部シーブルックを舞台にした、青年ノアと少女アリーの美しい一時の青春物語でした。

夢中になって聞く老女、優しく読み聞かせるデューク、映画はノートの中の物語と、認知症に苦しむ老女の現在の状況をかわるがわる映しだしていきます。

そして、ノートの中の物語が、クライマックスに差し掛かる時、現実世界でもある出来事が起こります。ネタバレになるので、あらすじはここまでです。

そして物語は、思い出すだけで涙が出てくるほど切なく、そして微笑ましいエンディングを迎えるのでした。

きみに読む物語 感想

2005年に日本で上映された映画の中で、管理人のNo1作品になります。犬が登場するわけでもなく、派手な演出があるわけでもなく、CGも皆無です。それでも、心を揺さぶる映画なのです。その理由は、映画を観た方だけがわかるエンディングに隠されています。

何の前知識もなく、偶然のめぐりあわせで観る事になった映画です。最初は何が何だかよくわからない、人物が多様に出てくる映画だなあと思って観ていました。

青年ノアと少女アリーの物語は、まさに青春映画で、輝いておりますが、なぜ、介護しているデュークがそのお話を老女に聞かせているのか、不思議でなりませんでした。

感の良い方はすぐにわかる演出なのかも知れませんが、この手のドラマの展開、後から積み重ねて謎がわかるのが、サスペンス風で見事です。

ネタバレになるので、全てを語れないのがつらいですが、青年ノアと少女アリーの恋の行方と、最後のエンディング、涙なくしては観られないです。思い出すだけで目頭が熱くなる映画です。

 

キャスト

ノア・カルフーン:ライアン・ゴズリング
内田夕夜

アリー・ハミルトン:レイチェル・マクアダムス
坂本真綾

認知症の女性患者:ジーナ・ローランズ
有田麻里

デューク:ジェームズ・ガーナー
勝部演之

アン:ジョアン・アレン
野沢由香里

ロン:ジェームズ・マースデン
森川智之

フランク:サム・シェパード
納谷六朗

主役のアリー役をレイチェル・マクアダムス
が演じています。本当に素敵な女優さんです。

しかし、アメリカの由緒ある賞、ゴールデン・サテライト賞助演女優賞に輝いたのは、老女を演じたジーナ・ローランズです。W受賞にすればよかったのに・・・・

きみに読む物語 評価

きみに読む物語』、監督は日本でも有名になったキャメロン・ディアス主演『私の中のあなた』のニック・カサヴェテスです。

この監督が撮る映画は、本当に感動する作品が多いです。でもやはり歴代No1は、『きみに読む物語』、☆☆☆☆☆でも足りないぐらい、最高に映画です。

人生が苦しい時、恋人や夫婦で喧嘩をした時などこそ、観て欲しい映画です。心震える感動を味わってください。

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