青天の霹靂 劇団ひとりの才能開花 これぞ笑って泣ける究極の映画

seitennohekireki 実写映画

青天の霹靂

青天の霹靂、白状します、ほとんど内容を知らないで、なんとなく選んだ映画です。過去にタイムスリップすると言う事は知っていたのですが、どのあたりに戻るのか? 知識を持って子供の頃に戻るのか? 本当に何も知らなかったのです。

結果、充実した時間を過ごせたと非常に満足です。映画館に足を運んで非常に良かったです。青天の霹靂、口コミで面白いと言われていたのは、本当です。

最近の口コミは、広告効果を狙う、ステマなどもあるので、ちょっと疑心暗鬼の部分もありましたが、口コミを信じて良かったです。ところで、この映画のタイトル青天の霹靂ってどういう意味だか知っていますか?

青天の霹靂の意味

思いもよらない事がおこる事という程度で覚えておりますが、諺辞典によると、”青く晴れ渡った空に突然激しい雷鳴が起こることから、予期しない突発的な事件が起こることをいう。”と説明されています。

青天の霹靂、まさに諺どおりの演出で物語がはじまります。あまり書くとネタバレになってしまうので、映画ならではの効果、これは映画館で観ないと大きな感動は得られないでしょうとだけ、述べさせていただきます。

青天の霹靂のあらすじ

もしかしたら、少しだけ青天の霹靂のネタバレになってしまうかも知れませんが、あらすじのご紹介です。予告映像でも宣伝している通り、大泉洋さん扮する主人公が40年前にタイムスリップし、そこで若かりし頃の父と母に出会い、家族の秘密を知るというお話です。

私は観ておりませんが、予告動画もありましたので、ご紹介させていただきます。

青天の霹靂の感想

過去に戻って自分の人生をやり直すといった、よくあるストーリーではありません、ただただ、感動するのです。生きる意味を見出す人生再生のお話です。

確実に心にジーンと響く映画です。特に映画の最後の方で、大泉洋と柴咲コウが語るシーン、あわい色彩から、鮮やかな映像に変化していく映像が目に焼き付いて離れません。
また、映画全編を通して、悲しい切ないお話でもないのです。このあたり、本当に劇団ひとりさん、只者ではないと感じる部分です。巧みなストーリー展開で、じっくり考えると矛盾に感じる部分が、映画を観ている時は全く気になりませんし、むしろ惹きつけられます。

次の展開がどうなるのか楽しみで仕方ないのです。映画も中盤まで進むとエンディングの予想が付きはじめるのですが、その過程がまたまた最高に面白いのです。もう、目が離せません、例えば、ぺぺとチンの漫才が最高です。売れないマジシャンが過去に戻るのではと思っていた方には、この言葉の意味がわからないかも知れませんが、映画館は、爆笑の渦に包まれ、時を忘れます。

それだけに、物凄く楽しい映画だけに、クライマックス、語られる真実に心が苦しくなります。先ほどまでの爆笑の声は聞こえなくなり、変わりにすすり泣く声があちこちから聞こえて、その声がさらに切ない気持ちを膨らませていくようです。

そして、最高潮のクライマックス、大泉洋がカッコイイのです。やる時はやる、何かを決意した男って素敵です。家でDVD借りて観ていたら、ここまで感動するかなとふと思ってしまいます。面白可笑しくて泣き、切なく哀しくて泣き、心が震える勇気に感動して泣きます。本当に映画館ならではのいい体験をさせてもらった気分です。

最後に、Mr.Children、映画『青天の霹靂』の主題歌“放たれる”の挿入するタイミングも決まっていましたよ、劇団ひとりさん。

青天の霹靂 本の評価は?

実はまだ、青天の霹靂 原作読んでなかったので、これから本屋さんに直行です。劇団ひとりさん原作の映画、陰日向に咲くは、小説の方が断然面白かったのですが、さて今回はどうなんでしょう。陰日向に咲くの映画の出来に満足出来なかったから、今回、青天の霹靂では監督までしたのかなと勝手に想像してしまいますね。

それにしても、こういう映画をみると、日本映画も素敵だなとしみじみ思います。2014年観た中では一番感動する映画ですね。

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