ニコラス・ケイジ主演かつ、全米のベストセラー小説が原作という事でちょっと期待を持って観た映画です。
こんな映画があった事を知らず、映画専門チャンネルのムービープラスでの視聴です。
そもそも、日本で大々的に予告していませんよね。
毎月必ず1回以上は映画館に足を運んでいますが、この映画は全くノーチェックでした。
その理由は、観終わった後に分かるんですけどね。
レフト・ビハインド映画あらすじ
ニコラス・ケイジ、今回の主役はなんと飛行機のパイロット、しかも色男という設定です。4人家族の父親、年頃の大学生の娘との関係は良好ですが、宗教にはまっている嫁との中はあまりよくはないようです。
そんなある時、ニコラス・ケイジ扮するパイロットが操縦するジャンボジェット機内で、人が突然消えてしまうのです。副操縦士を含めて、服を残したまま、忽然と姿が消えてしまったのです。
時を同じくして、全世界で子供が突然消失してしまいます。大人の場合は消える人間、残る人間が分かれますが、小学生以下の子供はほぼ全員消えてしまうのです。
世界が大パニックになっている中、ジャンボ・ジェット機は墜落の危機が訪れてしまうのです。
果たして、ジャンボ・ジェット機は無事着陸出来るのでしょうか?また、人々が忽然と消えてしまった理由は何だったのか?
レフト・ビハインド映画ネタバレ感想
一言で褒めるならば、奥が深い映画です。
一言でけなすならば、アイズ・ワイド・シャットの再来です。
世の中には、未知なる脅威や、今の人間の知識では解明できない謎がたくさんありますが、レフト・ビハインドの映画は大風呂敷を広げて謎かけをしておきながら、あの結末には驚愕です。
結末を知ってしまうと、レフト・ビハインドの映画そのものの存在感を失ってしまいますので、さすがにそこまでのネタバレは出来ませんが、日本人にはなじめにくい映画なのかなと思ってしまいます。
海外だと圧倒的に支持される方もいるんでしょうね。
因みに、毎年最低の映画に贈られる、ゴールデンラズベリー賞という全然名誉でない映画賞があるのですが、レフト・ビハインドはで最低作品賞、最低脚本賞、最低主演男優賞の候補になりながら、受賞はしませんでした。
映画館で観ていたら、金返せと叫んでいたかも知れませんが、ムービープラスでの視聴なので、それほどのむかつきはありません。また、続編があったら観たいとも思っています。ただ、クラウドファイディングで製作費を募集していいたらしいのですが、全然資金が集まらずとん挫する可能性が高いです。
これはネタバレですが、一番驚いたのは、敬虔なクリスチャンであるアイリーン・スティールが突如消えたのですが、彼女が通っていた教会の牧師さんが消えていなかった事です。おいおい、これは笑わせるシーンなのかも知れませんが、牧師を信用するなというメッセージとも取れてしまいます。
いずれにしても、色々なところで考えさせられる映画です。小説だと既に10冊も発行している大ベストセラーですが、映画化したのはその1冊分だけですから、そのうち小説も読みたいと思った次第です。
小説を読んだら、感想をアップしたいですが、果たして最後まで読む事が出来るのか・・・・そちらの方が心配です。
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