ツリー・オブ・ライフ あらすじ 感想 解説が難しい映画

treeoflife 実写映画

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『ツリー・オブ・ライフ』(原題: The Tree of Life)は、綺麗な映像を撮らせたら天下逸品のテレンス・マリック監督作品です。

映画館では、観なくてよかったと思う作品、しかしこれは、個人的な見解なので、その判断が難しいでしょう。ストーリーも難解で、映画としても賛否両論なのではないでしょうか。

 

ツリー・オブ・ライフ あらすじ

父と息子の確執を描いた作品と言っても、日本のドラマのように、何か事件があって、心のわだかまりが解決していくといったようなお決まりのストーリーではありません。

何処にでもいそうな5にんのファミリー、ある日次男が亡くなってしまうのですが、その原因は? 大人になった長男の回想と母の子供に対する思いが、次元を超えて、宇宙の神秘と共に不思議な映像として、我々に訴えてきます。

 

ツリー・オブ・ライフ 感想

その時の鑑賞する方の気分によっては、最高の映画にもなるでしょうし、最低の映画にもなりますね。私は、身構え方が足りなかった・・・テレンス・マリック監督作品でありながら、エンタテイメント要素を期待してしまった事もいけなかったです。

美術館に行く気持ち、穏やかに静かに、文学小説を読む気持ちで映画を見た方でしたら、心に響き渡るモルダウの音楽、宇宙の神秘と太古の地球を連想させる素晴らしい映像の素晴らしさに心を奪われていたかもしれません。

宗教的な要素もあり、テーマは深い、深すぎます。フランス映画のような芸術作品、完全なる理解は出来ないまでも、人間の存在ってと考えさせられる気分になった事は間違いないです。

楽しめるのかといったら、楽しめません、お勧め出来る映画なのかと言われたら、お勧めできないかもしれません、それでも何か心に残る衝撃的な映画である事は間違いないです。結末を求めたらいけない映画なのかもしれません、5感の感じるままに精神をゆだねて、映画鑑賞するといいかもしれませんね。

ブラッド・ピットが出ているから、それだけで満足という邪念は押しのけて、心の底から集中すれば、悟りが開けるのではないでしょうか。

なんとも不思議な映画です。リアルで観ていた時よりも、後から思いだしている時の方が、満足度が高まっています。映画本来、原点に戻ったような、反商業的な作品『ツリー・オブ・ライフ』、あなたの評価はいかがですか。

キャスト

オブライエン:ブラッド・ピット
堀内賢雄

オブライエン夫人:ジェシカ・チャステイン
八十川真由野

ジャック:ハンター・マクラケン
安蒜太人

R.L.:ララミー・エップラー
吉永拓斗

スティーヴ:タイ・シェリダン
大根田岳

 

ツリー・オブ・ライフ 受賞歴

2011年カンヌ国際映画祭において、パルムドール(最高作品賞)を受賞しています。しかし、アカデミー賞にいたっては、ノミネートで終わっています。

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