アイス・エイジ2は、2006年に上映されたアメリカのフルCGアニメーション映画です。今回の見どころは何といっても、たくさんのナマケモノがシドを神とあがめて、真似するシーンです。
CGアニメーションならではの映像表現が、見事に開花した瞬間です。もう、笑いを堪えるのが必至で、映画館ではおもわず、吹きだしてしまいました!! 真似をするだけのアニメーションなのに、それが大勢になると途端に面白くなるんだというよい見本の映画です。
アイス・エイジ2 あらすじ 続ロードムービー
アイス・エイジ2は、勿論続編、時系列も続いており、前作アイス・エイジで仲良くなったナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴ、そしてマンモスのマニーが一緒に旅をするお話です。
今回は、温暖化の影響で氷河がとけてしまい、大洪水から逃れるために安全な土地を求めて行動する3匹ですが、メスマンモスのエリーがあらわれてから、マニーの様子が・・・・これは・・・ あんまりネタバレにならない程度のあらすじでした。
アイス・エイジ2 感想 どちらかといったら面白い!
アイス・エイジ2、ストーリーは悪くはないのですが、単純明快、一度観れば十分な作品です。私も映画館で一度観てから、DVDを購入したもののその後、通しでは、一度も観ていません。
しかし、ところどころのアニメーションだけ、何回も観てしまうのです。ちょっと中毒症状出ているのかも知れませんが、ナマケモノのシドを真似する子供ナマケモノ?が面白すぎるのです。
元々、シドのとぼけたキャラ通りの予測不能なアニメーションが好きだったのですが、それに輪を掛けて、同じようなキャラクターがたくさん登場し、同じ動きをするので、面白さが何倍にも膨らんでしまうのです。
特に、当時は映画館での大迫力スクリーンと大音量がより大きな効果をうみだし、最高でした。今でもアイス・エイジ2の面白映像は目に焼き付いています。
キャスト スクラットの声優の正体 実は?
アイス・エイジ2でも、リスに似た動物、スクラットの面白さが衰えていません!! 映画本編でも、スター並みにスクラット単独での映像シーンがありますので、必見です。
因みに、スクラットの声優、誰が担当していたか、知っていますか? 実はアイス・エイジの監督、クリス・
ウェッジだったのです。
アイス・エイジ2では、カルロス・サルダーニャに任せていますが、スクラットの声優の座は誰にも譲らなかったようです。あの、濁音連続のスクラットの鳴き声、最高ですからね。
CG技術 アニメーションやはり極上
CG技術の発展に合わせて、シドやディエゴなど、より毛並みの表現が豊かになってきたCGキャラクターですが、やはり一番は、キャラクターアニメーションです。
キャラクタ―アニメーションでよいアニメーションとは、真っ黒に塗りつぶされたシルエットだけでも動きがわかるものだと言われていますが、そんな感じのアニメーションシーンがたくさんあります。
映画なので、効果音などの音声も豪華に追加されていますが、アイス・エイジ2が無声映画だったとしてもアニメーションの面白さが伝わって来る気がします。
アイス・エイジ2 その他情報
アイス・エイジ2、折角氷河時代を舞台にした作品なのに、テーマ性を持たせないで、ちょっと子供受けを狙いすぎた感が強い部分が残念です。
それとも、ああいうギャクガ本国アメリカでは、大人にも受けるのでしょうか? それにしても、ちょっと騒ぎ過ぎた映画です。ただ、製作費をかなり上回る興行収入を得ているので、成功した部類に入るCG映画です。
そのせいで、あんな駄作のアイス・エイジ3が出来てしまったのかも知れません・・・・
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