アイス・エイジ4の感想ですが、その前に、今回アイス・エイジ4遂に、日本では映画館での上映はなくなってしまいました。ターゲットの絞り込みが難しかったんでしょうね。
世界的には大ヒットしている作品ですが、日本人受けするかといえば、そのような要素もあまりないです。決してかわいいキャラクターではないですし、アナと雪の女王のように口ずさみたくなるような音楽もないです。
ただ、今回サブタイトルをパイレーツ大冒険にしたのは、海賊ブームに乗ってやろうとする意図が見え見えでちょっといやらしさを感じます。邦題は、Ice Age: Continental Drift 直訳すると大陸移動です。まさに邦題通りのあらすじなのに、ちょっと無理がありましたね。
アイス・エイジ4 あらすじ
氷河期も終わりに近づいて来ているのでしょうか?
突然地殻変動が起こり、流氷で本大陸から離されてしまったお馴染みのキャラクターナマケモノのシド、マンモスのマニー、サーベルタイガーのディエゴが家族の元に戻る為に奮闘する冒険大作です。
また今回は、シリーズ最高を誇る多くの動物達が登場し、壮絶なる格闘シーンも見どころの一つとなっています。
アイス・エイジ4 感想
映画館で上映していないので、いきなりDVDを購入する勇気は湧いてこなかったので、とりあえずレンタルで観てみました。
うん、まあまあです。CGのクオリティとしては間違いなく、シリーズ最高の出来になっています。風にたなびく動物達の毛や海の表現など、明らかにきれいになっています。
PIXARでなくとも、ここまでのクオリティの映画を作る事が出来るんだと、改めて海外CG会社のクオリティの高さを感じました。
さて、肝心のお話の方も、アイス・エイジ3よりは好きです。ただちょっと映画館の大迫力で観ていたら、もっと面白いと感じるだろうなと思った箇所がいくつかあったのが、残念です。
因みに、アイスエイジシリーズの興行成績は、以下の順番です。
1位:アイス・エイジ3・・・・・$196,573,705
2位:アイス・エイジ2・・・・・$195,330,621
3位:アイス・エイジ・・・・・ $176,387,405
4位:アイス・エイジ4・・・・・$161,321,843
駄作だと思っていた、アイス・エイジ3世界的には一番評価されているんですね。因みにアイス・エイジ4も全米初登場の際には、アメージング・スパイダーマンを破っての1位ですからね。評価の基準が違いすぎます!!
キャスト 日本語吹き替え変わっていますが?
アイス・エイジ4世界的には大成功しているとはいえ、日本での評価は、まず映画館で上映しないという事で、マイナス1ポイント、サーベルタイガーディエゴの吹き替えを竹中直人が担当しない事で、更にマイナス1ポイントです。
日本側スタッフ、最初から諦め感ムード丸出しです。もう少し気合いを入れて宣伝してほしいですね。
CG技術 シリーズ最高峰です
アイス・エイジ4の感想でも書きましたが、映像としては美しいですよ。ただそもそもキャラクターがかわいくないので、どんなに描写が細かくなっても好きになれないんですよね。愛着が沸くのは、スクラットぐらいでしょうか。
アイス・エイジ4 その他情報
下手な映画観る暇があるなら、ちょっとお勧めの部類に入るかも知れませんね。不人気だったのが幸いして、DVD価格も安いので、これなら買ってみるのもありかも知れませんね。
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