『リピーテッド』(原題:Before I Go to Sleep)の映画を観たあらすじとネタバレ感想です。
ニコール・キッドマンが主演の映画ですが、ハリウッドの大作作品ではありません。なんと、イギリス・アメリカ合衆国・フランス・スウェーデン合作の映画なのです。
それにしても、日本語タイトルがリピーテッドって、センスなさすぎます。まだ原題のままの方がどういう作品が想像出来て良かったのに、なぜ・・・こんな変なタイトルになってしまったのでしょうか?
もちろん、映画館で観ていません。お気に入りの映画専門チャンネル、ムービープラスで放映していたのを録画して観ました。
何の知識もなしに、ただニコール・キッドマン主演と言うだけで観る事に決めた映画です。
リピーテッドあらすじ
なんと1日分しか記憶する事が出来ない女性が主人公のお話です。
主人公のクリスティーンは自動車事故により、朝目覚めるために前の日の記憶を忘れてしまっているという悲劇のヒロインです。毎朝、決まって愛する旦那から自分の事を教えられる事から1日がスタートします。
そんな生活をもう10年以上過ごしているというある日、彼女の主治医と名乗る男性から電話がかかってきます。
言われたとおりに行動するうちに、クリスティーンはある事に気がついていく(記憶がゆっくりと回復していく)のです。
次々と明らかになっていく真実、そして最後に全てを理解した時、衝撃のラストがはじまります!!
リピーテッドのネタバレ感想・評価
記憶に関する映画も数多く制作されていますね。代表的なのが『メメント』だと思いますが、その他にも『私の頭の中の消しゴム』『50回目のファースト・キス』のような感動恋愛作品かと思っていたら騙されました。
どちらかというとネタバレですが、『アザーズ』『クローン』『カンパニーマン』などと同じようなさサスペンス要素の強い作品です。
アザーズのヒロインもニコールキッドマンで、衝撃的なラストにかなりビックリしたのを覚えていますが、リピーテッドもそれなりに大どんでん返しのラストなので、サスペンス好きにはよい作品になるでしょう。
まあ、感の鋭い方なんかは途中でネタバレしてしまうんでしょうけどね。
それにしてもニコール・キッドマン年齢を感じさせない若さにも驚きです。リピーテッドの撮影の時の年齢が48歳らしいですが、40歳という役がピッタリはまっています。むしろそれより若く見えるぐらいです。
映画の冒頭、なんとも弱弱しく可憐な女性を見事に演じています。
本来であれば、ヒロインの親は?などと突っ込みたい矛盾要素も多々あるのですが、映画を観ている時はそんな事をすっかり忘れ、作品の世界感に没頭してしまいました。
ニコール・キッドマンの魅力もさることながら、夫ベンを演じる『コリン・ファース』もお見事です。それこそネタバレですが、コリン・ファースがこんな役やるなんて、ちょっと驚きでもあります。
まあ、ネタバレはココまでにしておきます。リピーテッドも間違いなく、結果が分かっていたらつまらない映画になるからです。いつどこで、あなたが気がつくかの過程が面白いでしょう。因みに鈍い私は本当にラスト直前まで気がつかなかった愚かものです。なんか怪しいとは思っていたのですが、見事に騙された映画です。
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