ウォーリー 映画 感想 エンディングはネタバレぎりぎり

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ウォーリー、なんともタイトルからはどんな映画なのか想像できない作品ですが、PIXARの第9弾目のCG作品は、まるで実写と見間違うような写実的なロボットが主役のアニメーション映画です。

 

ウォーリー(原題: WALL-E) は、2008年に公開されたアメリカ合衆国の長編アニメーションCG映画で、その年のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞しています。ボルト、カンフー・パンダを抑えての受賞ですから、やはり生命というテーマが良かったのではないでしょうか。

WALL・E(ウォーリー)の予告動画も公式サイトにありましたので、ご紹介です。

ウォーリー 映画 あらすじ

映画ウォーリーは、西暦29世紀のゴミしか残っていない地球が舞台になります。取り残されてしまった唯一の旧型ロボット、WALL・E(ウォーリー)は、毎日同じ作業を繰り返す日々ですが、その行動はとてもロボットには思えません。

 

そうなのです、WALL・E(ウォーリー)には、感情という機能が備わりつつあるのです。そんなある日、巨大な宇宙船が上空にあらわれ、WALL・E(ウォーリー)とは全く似つかない、流線型でボディ全体が白く光沢している最新型のロボットが現れます。

 

そのロボットの名前はEVE(イブ)、最初こそ、敵対されていたWALL・E(ウォーリー)でしたが、その後急速に仲良くなり、ロボットの恋愛ドラマが発展していくのかのようでした。

 

しかしその後、EVE(イブ)がWALL・E(ウォーリー)の宝物である、緑の植物をみてしまった瞬間、宇宙船に戻り、地球を出発していまうのです、間一髪のところで、宇宙船にしがみついたWALL・E(ウォーリー)の大冒険がここから始まるのでした。

ウォーリー 映画 感想

WALL・E(ウォーリー)を観ていながら、同じロボット映画の”アンドリューNDR114″ や”AI”を思い出してしまいます。

ロボットの究極の進化系が感情を持つ事、人間に近付くというのが理想というのが、人間のエゴであり、なんとも共感出来ない部分ではありますが、WALL・E(ウォーリー)の映画の冒頭における寂しい感じから、エンディングまでの行動は、まるで人間です。

確かに、ロボットなのに・・・感情移入してしまい、一緒に切なくなる気分になります。逆にPIXAR作品なのに、テーマ性が強い映画にしか思えなくなってしまう部分もあります。素直に楽しめなくなるんですよね。ネタバレでない程度に書くと、それなりに、CGアニメ映画らしい、シーンもあるのですが、トイ・ストーリー3のように、映画鑑賞中はどっぷり世界にはまって楽しめて、その後じんわり感動が心に響くという映画ではないです。

ちょっと大人のまじめなCGアニメ、それがWALL・E(ウォーリー)ではないでしょうか。まあ、人によっては、美しい宇宙の風景と、少しレトロ感漂う、ロボット達の共演のCG作品という事で、好きな方は好きなんでしょうね。

キャスト

ウォーリー:ベン・バート
イヴ:エリサ・ナイト
艦長:ジェフ・ガーリン

WALL・E(ウォーリー)のキャストもあまり載せてしまうとネタバレになってしまうかも知れないので、以上にとどめておきます。

前半と後半で、まったく違う乗りなので、ちょっとビックリしますね。WALL・E(ウォーリー)話さないのに、きちんとした声優さんがいるんですね。アイス・エイジのスクラット(リスのような動物)みたいに、監督が声優を担当すれば良かったのにと思うのは、私だけでしょうか。

と言っても、ベン・バートさん、マルチな才能のある方で、サウンドデザイナーとして、スター・ウォーズシリーズ、インディ・ジョーンズシリーズ、E.T.などの音響を担当しているんですよね。有名な話しとしては、R2-D2の声優さんであり、ライトセーバーやダース・ベイダーの重呼吸音をうみだした本人です。

CG技術

フォトリアルという言葉がしっくりくるCG映像です。まるで一眼レンズのカメラでフォーカスされたような映像シーンが次から次へと登場します。

ただ、きれいなCG映像では無いんですよね。被写界深度の設定がしっかりしていると言えば伝わるのでしょうか? WALL・E(ウォーリー)が登場するシーンなど、焦点以外の部分が、本当にきちんとぼけているんですよね。

それだからこそ、注目すべき部分もわかりますし、陰影の表現も本当に見事で、ここまでCG作り込むなら、実写でも良かったのではないかと思うぐらいの冒頭の地球のシーンは、見事です。

後半の宇宙船は、確かにCGきれいですが、前半とのテイストがちょっと引き継げなかった感があり、その部分が残念です。

ウォーリー 映画 その他情報

実は、WALL・E(ウォーリー)2014年に3D映像(立体視)になって、映画館で再上映される事になっていますが、さてどうでしょうか。

確かに良い映画ですが、もう一度、映画館で観るのかというと・・・・・

PIXAR作品の中では、ちょっと好きになれなかった作品なので、パスかも知れませんね。

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