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スマーフ あらすじ 感想 ファミリー映画の傑作!

スマーフ』(原題:The Smurfs)は、2011年にアメリカで上映され、実写とCGキャラクターが融合した新しい形のCG映画作品です。

製作したのは、『オープン・シーズン』で名を馳せたソニー・ピクチャーズ・アニメーション、初の実写との融合作品です。

 


<公式 スマーフ 動画>

 

スマーフ あらすじ

スマーフは、ネズミぐらいの大きさで全身が青く小人のような体型をしている独特の種族です。

争いごともなく、自然豊かな森の中、スマーフ村の中で平和に過していたのですが、ある日、悪い魔法使いのガーガメルにスマーフ村が見つかってしまい襲撃を受けてしまうのです。

何とか村を抜け出したスマーフ達でしたが、洞窟の中でガーガメルに追い詰められてしまいます。そんな時、滝の中に光る渦巻きを発見、意を決して飛び込んだ先は、大都会のニューヨーク。

スマーフ達、なんとニューヨークに来てしまうのですが、無事スマーフ村に帰る事が出来るのでしょうか。

スマーフ 感想

子供向けの映画だと馬鹿にしていましたが、作品全体の完成度は非常に高く、ディズニー作品に肩を並べられる内容になっています。

ところどころのシーンで、映画『魔法にかけられて』、映画『トイ・ストーリ2』を真似しているような部分もありましたが、そこはお愛嬌、体がウキウキしてくる作品です。

楽しい人と一緒にいると楽しくなるというのと同じで、楽しく憎めないキャラクター『スマーフ』、いつの間にか好きになってしまいます。

 

スマーフ キャスト

パトリック・ウィンスロウ:ニール・パトリック・ハリス
咲野俊介

グレース・ウィンスロウ:ジェイマ・メイズ
日高のり子

ガーガメル:ハンク・アザリア
山寺宏一

オディール:ソフィア・ベルガラ
五十嵐麗

アンリ:ティム・ガン
仲野裕

パパ・スマーフ:ジョナサン・ウィンタース
富田耕生

スマーフェット:ケイティ・ペリー

歌姫、ケイティ・ペリーがスマーフェットの声優を担当しているのが話題になりましたが、当サイトでは、スマーフの理解者、ジェイマ・メイズに注目です。

人気海外ドラマ、『gree(グリー)』のレギューラ―俳優であり、同じく海外ドラマの『HEROES』にも出演しています。安達裕美に似た風貌でかわいい女優さんです。今後の活躍に期待ですね。

 

スマーフ CG技術

冒頭の最初の映像は、間違いなくフル3DCG映像です。その後、実写との融合になり、CGはもっぱらキャラクター中心になっていくのですが、全体的に完成度が非常に高いです。

スマーフ達がニューヨークの街に溶け込むシーン、まわりの環境光の影響をスマーフに投影しているのは勿論のこと、写り込みや影がきちんと作り込まれていて、妥協のない映像が、観ていて全く違和感を感じさせません。

ここまで作り込んである映像であれば、CGキャラクターと実写映像の作品も良いですね。

ひとつケチをつけるのでしたら、スマーフと人間がハグをするのですが、その部分明らかに合成なのねと分かってしまいます。俳優さんの演技の問題もあるかもしれませんが、なんかギューっとしている感じがないのが気になってしまいました。

 

スマーフ その他情報

スマーフの映画は、3部作であると言われてますが、現在(2014年時)迄に映画館で上映されているのは、スマーフ2迄です。

果たして、続編が今後もあるのか、面白いだけに気になります。

椎 馬鈴: