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ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ あらすじ 感想 象がかわいい


『ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ』(原題:Horton Hears a Who!)は、人気絵本作家ドクター・スース原作の2008年アメリカで上映された、フル3DCGアニメーション作品です。

わずか数ページの児童文学作品を約90分もの動画映像に仕上げたスタッフの想像力には、称賛を送りたいです。

 

ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ あらすじ

この世の中には、まだ知られていない不思議の世界があったのです。その世界の名はダレダーレ、陽気な住民たちが争いごともなく、平和に生活する世界です。その世界において、最近不可思議な現象が起きているのです。

空には不思議な渦巻き雲の発生、地面は地震のような激しい揺れ、一体何が起こったのでしょうか?実は、ダレダーレ、とてもとても小さな世界なのです。目に見えることさえない小さな世界が、強風によって国壊滅の危機に陥っていたのです。

それを救えるのは、その声を聞いた象のホートンのみ、果たしてホートンは、ダレダーレ王国を救えるのでしょうか。

ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ 感想

一言でいうと不思議な夢のある映画です。うまく文学作品を映像化したものです。優しいタッチの世界観とCGでありながらも温かみのあるキャラクター、おふざけがなくなったアイス・エイジというところでしょうか。

それでも、アニメーションにおいても笑いどころは満載です。年齢を問わず、安心して、観れるアニメーション作品です。

但し、ハラハラドキドキのエンタテイメント要素は期待してはいけません。

キャスト

 

ホートン:ジム・キャリー
森川智之

フーヴィルの市長:スティーヴ・カレル
小森創介

カンガルー:キャロル・バーネット
藤本喜久子

ブラド:ウィル・アーネット
広瀬彰勇

モートン:セス・ローゲン
石丸博也

その俳優さんがいるだけで楽しくなる作品ってありますよね。ストーリーがどうのこうのというより、その役者がいるだけで満足する映画、今回の『ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ』もそうなのです。コメディやらせたら右に出るものはいない、圧倒的な存在感、ジム・キャリー、その彼が象のホートンを演じているんですから、面白くないわけがない。

ほとんどの方がきっと吹き替え版を観ると思いますが、お勧めは勿論字幕版です。

CG技術

CGキャラクターには、定評のあるアイス・エイジシリーズでお馴染みのブルー・スカイスタジオが製作しています。だから何でしょうね。面白い動きが盛りだくさん、象のホートンだけでなく他のキャラクターも個性があって楽しめます。

ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ その他情報

実は、『ホートン・ふしぎな世界のダレダーレ』は、文部科学省選定映画なのです。読書感想文向けに文部科学省が推奨する本と同じイメージですね。よって、子供が観ても安心の内容で、且つ為になる映像作品という事になります。

どのあたりが、文部科学省のお役任の目に留まったのかはわかりませんが、不思議な世界という夢のある設定がいいのかもしれませんね。

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椎 馬鈴:
こちらの映画も面白いですよ!