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おしゃべり魔法犬 ファン あらすじ 感想

『おしゃべり魔法犬 ファン』(原題:VAMPIRE DOG)は2012にカナダで製作された犬が登場する子供向け実写映画です。原題が『VAMPIRE DOG』とおどろおどろしいですが、人間の血を吸うような怖い犬ではなく、ただ長生きしているかわいい犬が登場する映画です。

映画館で上映しているのを観たわけではなく、たまたまディズニーチャンネルで放送しているのを観たので、映画本来の良さを堪能出来たわけではないのですが、それでもちょっとお子様向け過ぎる映画です。ファミリー映画の部類に入ると思いますが、もうひとひねり欲しかった作品です。

 

おしゃべり魔法犬 ファン あらすじ

冒頭、優しそうなおじいちゃんが登場し、犬(ファン)に向かってお前の面倒をみるのが心残りだというような意味深な発言をしたと思ったら、お亡くなりになってしまいます。

その後、犬のファンは、ちょっとドジで内気な少年エースの元に引き取られるのですが、エースは学校で馬鹿にされていたのです。

エースを見守るかたちで、ファンが大活躍するのですが、実はファン、ヴァンパイア犬であり、500年も生きており、人間の言葉もしゃべる事が出来る万能犬だったのです。

エースは、ヴァンパイア犬ファンと触れ合う事で、成長していくのですが、今度は、ファンがヴァンパイア犬の血を欲している悪党に狙われてしまいます。

おしゃべり魔法犬のファンはどうなってしまうのでしょうか。

おしゃべり魔法犬 ファン 感想

犬が人間の言葉を話せるのは、500年も生きているヴァンパイア犬だからという設定で、ありそうでなかった面白い展開を期待していましたが、それ以上の発展はなかったです。

困っている少年を魔法犬ファンが力を貸す、まるでドラえもん、しかも助けている魔法犬ファンも狙われているという、面白くなりそうな要素がところどころにあったのですが、いたって普通の展開でした。

別に、魔法犬が登場しなくても・・・と言ってしまったらおしまいかもしれませんが、お子様万歳、子供映画です。

子供映画でもPIXAR作品のように大人も感動する作品が多い中、『おしゃべり魔法犬 ファン』は、映画タイトルだけが一人歩きしてしまったような、平凡な映画です。

 

おしゃべり魔法犬 ファン キャスト

コリン・マケックニー、ジュリア・セーラ・ストーン、エイミー・マティシオ、ロン・ペダーソンと日本ではあまり名の通った役者さんは登場しておりません。

映画は演出だと思っているので、有名な俳優さんが出演していなくても別に気にしませんが、もう少し、犬の演技気合いを入れて欲しかったです。

低予算だったと分からせてしまうような映像、例えばファンが画面にうつっていないのに、ファンの声だけがするシーンなど、見事な演出と捉える方もいるかもしれませんが、折角の犬が登場する映画です。犬が活躍するシーン、もう少し多ければもっと面白かったでしょうね。

 

おしゃべり魔法犬 ファン 評価の理由

一度観れば十分であるという内容と、観終わった後の余韻を感じなかったので、管理人の感想としては、星1つの評価です。

犬が登場すればいいというものじゃない!!
と言っても、犬のタイトルに見事に釣られてしまったいるのでした・・・・

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椎 馬鈴:
こちらの映画も面白いですよ!