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LOOPER/ルーパー SF映画 あらすじ 感想 評価など


『LOOPER/ルーパー』(原題:Looper)は、ライアン・ジョンソン監督による2012年のアメリカ実写映画です。フルCG映画ではないのですが、タイムパラドックス作品として、新風を巻き起こした作品なので、ご紹介です。


<LOOPER/ルーパー:公式 予告動画>

LOOPER/ルーパー あらすじ

『LOOPER/ルーパー』ちょっとした近未来のストーリーです。アメリカカンザス州において、未来の犯罪組織からタイムトラベルで送られてくるターゲットを殺す稼業「ルーパー」であるジョーは、血の通っていない、冷血な殺し屋です。

毎回、送られてくるターゲットを殺すだけで、大金を稼いでいたジョーだが、そんなある日、未来から自分自身が送りこまれて来てしまうのです。

ルーパーの掟は、絶対、タイムトラベルで送られてきた自分を殺せなかったジョーは、組織から追われる事になります。一方、未来から来たジョーは、妻の仇である、犯罪王レインメーカーを倒しにやってきたのでした。

 

LOOPER/ルーパー 感想

『LOOPER/ルーパー』近未来が舞台なのに、片田舎が舞台、しかも豪華なセットも乏しい、予算がない映画が工夫とアイデアで、面白い作品になった典型的な作品です。

予告だと、未来の自分が送られてくる事に驚くように、見せていますが、実際本編では、30年後に自分が殺されるのが皆わかっている事をうまく冒頭シーンで伝えてくれています。

親友が先に未来の自分と対峙しないといけない設定にしてあり、未来の自分を殺さないとどうなるのか、観客にわかりやすく説明しているところも、複雑になりがちなタイムパラドックス作品を、面白いものに仕上げています。

それにしても、現在自分に起こった出来事が、現在に来てしまった未来の自分にすぐに跳ね返るという設定が、リアル感あり過ぎます。手の指が欠けたり、体に文字が浮かび上がったり、足が消えてしまったり、間接的に拷問を受けているという事が分かる演出、見事です。

最後のオチは、あっけなかったのですが、一様ハッピーエンドという事になるのでしょうか。こういう手の作品は、映画を観終わった方々で語る時が楽しいかも知れません。

 

LOOPER/ルーパー キャスト

ジョー – ジョゼフ:ゴードン=レヴィット

オールド・ジョー : ブルース・ウィリス

サラ:- エミリー・ブラント

セス -:ポール・ダノ

キッド・ブルー : ノア・セガン

スージー : パイパー・ペラーボ

エイブ : ジェフ・ダニエルズ

パイパー・ペラーボ久しぶりにみました、映画『コヨーテアグリー』の美少女が『LOOPER/ルーパー』ではずいぶん変わっていて気が付きませんでした。

他にも、『スピード』のジェフ・ダニエルズ、ブルース・ウィルスと名脇役達が多いのも『LOOPER/ルーパー』作品の魅力のひとつです。

LOOPER/ルーパー 評価

斬新な筋書きだからでしょうね。いくつかの脚本賞を受賞しています。SF映画としても面白い部類に入るのではないでしょうか。

お金かかっている豪華な映画に比べると多少、見劣りはしますが、タイムパラドックスの面白さの仕掛けには舌を巻きます。

CG映画に飽きた時は、こういうちょっとダークな映画も面白いですね。

LOOPER/ルーパー レインメーカー

『LOOPER/ルーパー』の最大の謎は、レインメーカーの正体です。物語が進むにつれ、その正体も明らかになるのですが、もう少し、ひねりが欲しい部分もありました。

ターミネーターではないですが、過去の自分が狙われるのですから、敵を未来から送るとかしても良かった気がしますが・・・あっ、それだとターミネーターのパクリですね。

製作者側は、主人公のジョーが、人間らしくなっていく過程を見せたかったのかも知れませんが、スタイリッシュな作品というイメージしか残りませんでしたね。まあ、ブルース・ウィルスが出演しているんですから、ハードな作品である事は間違いなし、それにしても、過去の自分に殺されるのは嫌ですね。

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椎 馬鈴: