ワンス・アポン・ア・タイム、日本語に訳すとむかむかしあるところに・・・、おとぎ話に定番のあの言葉ですね。ディズニーリゾートの新アトラクション、ワンス・アポン・ア・タイムで一躍有名な言葉になっていますね。2014年の流行語にノミネートされるかも知れないほど、有名なフレーズになっていますが、そのワンス・アポン・ア・タイムというディズニーが製作した海外ドラマがあるのをご存知でしょうか?
海外ドラマにするのはもったいないぐらい面白い作品です。映画なみクオリティで、観る者を夢中にさせるお話なのです。そんなワンス・アポン・ア・タイムがNHKで全22話再放送するので、今回ご紹介させていただきました。
CG映画ではないと、突っ込まれるかも知れませんが、毎回登場するVFXと言われるCG技術は下手な映画作品より素晴らしいですし、ワンス・アポン・ア・タイムを観る事で、映画アナと雪の女王や映画マレフィセントも更に楽しめる事間違いないですよ。
<ワンス・アポン・ア・タイム:予告映像>
ワンス・アポン・ア・タイム あらすじ
白雪姫、ピノキオ、赤ずきんなど、日本でもお馴染みのキャラクターが、現代の街に、過去の記憶をなくした状態で登場します。
現代の街での生活とおとぎの国での過去のお話を交互にリンクさせながら、現代風の解釈で、それぞれの時間軸のストーリーが語られていくのです。
今まで、おとぎ話だからという事で、曖昧にしていた部分、突っ込みたくなる要素をあえてドラマの題材にしているのが特徴です。あーこういう展開なら納得するというようなお話も結構あり、大人が楽しめる新おとぎ話の誕生となっています。(毒のない、映画シュレックといった感じでしょうか)
しかも、1話完結というスタイルをとりながらも、少しずつ、メインとなる白雪姫の世界感が明らかになっていくので、続きが気になって仕方ありません。本国アメリカでも大人気で、シーズン4迄製作されています。
ワンス・アポン・ア・タイム 感想
映画アナと雪の女王のオチ、映画マレフィセントのラストの展開、驚いた方も多いの方も知れませんが、海外ドラマ、ワンス・アポン・ア・タイムを観ていれば、最近のディズニー作品の傾向がわかります。
現実離れした夢見がちな乙女の心を大事にした作品は過去の事、ここ最近は、強い女性と等身大的なリアルな現実を反映した作品が多いのが、特徴になっていると感じています。そういえば、続編の噂のある映画『魔法にかけられて』も、愛の形を見事に描いていますね。こちらも、CGアニメ作品ではないのですが、アニメと実写の融合作品という事で、いつかご紹介したいです。
さて、海外ドラマ、ワンス・アポン・ア・タイムですが、本来でしたら、1話毎に興奮感動するシーンがあるので、ここでは語り尽くせないぐらいの内容になってしまうのですが、短くまとめると、我々が知っているおとぎ話は、全て表面を取り繕ってきれいにされたものばかりだったのですというところが、コンセプトの作品になっています。
物語の本当の真実は何か?、表の裏も全て見せますよというのが、海外ドラマ、ワンス・アポン・ア・タイムなのです。主人公の本筋以外にも、サブキャラクターの視点、勿論悪側の視点でも描いており、知っているおとぎ話がモチーフになっているからこそ、グーっと惹きつけられてしまいます。
ちょっと、疲れたなという時に、元気になれるかも知れない海外ドラマ、ワンス・アポン・ア・タイム、私はディズニーリゾートのワンス・アポン・ア・タイムよりもお勧めです。
登場するおとぎ話
白雪姫
ヘンゼルとグレーテル
眠りの森の美女
ピノキオ
ルンペルシュティルツキン
赤ずきん
アラジンと魔法のランプ
不思議の国のアリス
美女と野獣
VFX技術
マレフィセントのCG背景にはさすがに及びませんが、ドラゴンが登場したり、妖精達が繰り出す魔法の数々など、ドラマ作品としては、見ごたえ十分です。
ワンス・アポン・ア・タイム その他情報
今のところ、メインキャストではないようですが、マレフィセントも登場しているのです。ワンス・アポン・ア・タイムでの悪い魔女は、白雪姫の継母がメインキャラとして登場していますが、そのお友達として登場しているので必見です。
ワンス・アポン・ア・タイムでも、映画マレフィセントと同じように、なぜ、白雪姫の継母が悪い魔女になってしまったのかの過去が明らかにされます。
最近のディズニー作品は、勧善懲悪ではなく、一方の理由もきちんと描いたりして、時代を感じますね。
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コメントを見る (2)
おとぎ話の部分「美女と野獣」が抜けてます。
ルンペルさんがタイトルロールだけでなく、野獣や、ピーターパンのワニまでこなす辺りでスタッフに愛されてるなあ、とつくづく思います。
エデさん
コメントありがとうございます。
美女と野獣を追加させて頂きました。
そうですね。ルンペルシュティルツヒェンが、美女の野獣の野獣を兼ねているなんて、素晴らしい演出です。今後も彼の活躍が楽しみですね。