ウォルトディズニーアニメーションスタジオ長編作品として、52作目となるシュガー・ラッシュ、映画館で観て、凄く感動した興奮をまだ覚えています。
因みに、アナと雪の女王はウォルトディズニーアニメーションスタジオ長編作品の53作目です。
最近、PIXAR作品より、本家のディズニーCG部隊の映画の方が面白い気がします。キャラクターの動きと音楽が見事にマッチしており、物凄く幸せな気持ちにさせてくれる作品が多いです。
シュガー・ラッシュのあらすじ
シュガー・ラッシュは、ファミコン世代のキャラクターがたくさん登場します。予告映像を観て、興味を持った方が多くいる一方、えーゲームのキャラクター?と言って、興ざめた方もいるかも知れません。実は私も後者です。
最後迄、映画館で観るかどうか悩んでいたのですが、決め手は、主題歌(エンディング)の OWL CITY を聞いたからです。
テクノっぽい感じが、ゲームの世界にマッチしていて、なんだかワクワクするような気分になり、これはきっと面白い作品であると勝手に予感めいたものを感じたのです。
結果、予感は的中です。シュガー・ラッシュのあらすじは、悪役を演じている主人公のラルフがいつかは正義のヒーローになりたいという、ちょっと子供じみた設定のあらすじなのですが、設定が深いし、伏線もあるのです。
正義のヒーローになる為に冒険の出たラルフが、プログラムの不具合があるヴァネロペの心のよりどころとなり、いつの間にか陰謀に巻き込まれていくというストーリーです。
ノスタルジー漂うシュガー・ラッシュ
パックマンやベガ、ザンギエフ、クッパなどが登場する予告映像が多かったのですが、彼らはあくまで広告塔です。完全にオリジナルキャラ、オリジナルストーリで、ゲームの悲哀が語られた映画です。
ゲームのヒーロー、悪役達も悩みを抱えていると設定におもわず共感できる冒頭部分のストーリーで、すんなり映画の世界観に入っていけます。
説得力のあるゲームの世界感、何が問題なのかもなんとなくわかって来るのですが、次から次へと巻き起こる、映像アトラクションの数々に時間を忘れますよ。
音楽との融合は、アナと雪の女王以上
さすがに一緒に歌うという事は出来ませんが、OWL CITYの音楽が素晴らしいだけでなく、AKBの曲もなかなか魅力的です。
多くのゲームが登場するのですが、ゲームごとの効果音などが非常に凝っていて、CG映画にするにはうってつけの世界観です。
実は日本語吹き替えの声優さん達も豪華ですし、森三中も声優で登場したりしています。
声優、キャラクター、音楽と見どころいっぱいのシュガーラッシュですが、カーズにもひけをとらない、レースシーンがやはり、群を抜いています。個人差が出るかも知れませんが、もう1回映画館に足を運ぶのなら、アナと雪の女王より、シュガー・ラッシュです。
実は、シュガー・ラッシュの続編の企画が持ち上がっていると話題になっています。あんなに面白いのですから、人気が出ないわけがないです。さて、あなたの感想はいかがでしたか。
<公式:シュガーラッシュ予告動画>