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ミニオンズ 映画感想 字幕でなくても・・・

ミニオンズ あらすじ

 

怪盗グルーシリーズに登場するバナナのDNAを持った不思議な生物、ミニオンズの知られざる過去が明らかになります。

 

予告映像等の様々な告知媒体でも明らかになっていますが、怪盗グルーの僕?になる迄のミニオンズ達の大冒険を描いた作品です。

 

人気化した映画によくあるスピンオフ作品であり、誕生秘話の物語です。

 

地球を人間が支配するよりかなり以前よりミニオンズ達は存在しており、強いもの(悪い奴)に従うという性質を持った生き物だったのです。

 

別にミニオンズ達が弱い生き物というわけでもありませんが、ボスに従うのを生きがいにしている生物のようです。

 

そんなミニオンズ達に係ると次々とボスが死に追いやられてしまいます。最強生物は実はミニオンズだった?

 

そんなミニオンズ達の愉快な生き様が楽しめる映画です。

 

 

 

ミニオンズ 感想

 

ミニオンズシリーズ前2作『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一発』、興味はあったのですが、両方とも映画館では鑑賞しなかったのが、心残りとなっており、『ミニオンズ』は、映画公開初日の翌日には映画館に足を運んだのです。

 

また、原作の良さを堪能するには字幕しかないと勝手に決め付け、東京都内の日本橋にある東宝シネマ、TOHOシネマズ日本橋まで、映画を観る為だけにお出かけしました。

 

家の近所の映画館ならすぐに行けるのですが、それだけ『ミニオンズ』には期待していたのです。

 

結果は、まあ期待通りという感想になります。

 

少しネタバレになりますが、よだれのシーンやビキニシーンなど所々に笑えるシーンが詰まっていて退屈はしません。

 

しかし、ストーリーに関しては、期待値以上ではありませんでした。結末も予想通りなので、後はどれだけCGアニメーションで酔わせてくれるかだったのですが、目が慣れてしまった所為か、それほどの感動はなかったのです。

 

 

 

ミニオンズ CG技術は素晴らしいが・・

 

ミニオンズ達が旅に出るシーン、映画の教科書的なカットが続くのです。旅の途中のワンシーンとして、トウモロコシ畑?を抜けた時のシーン、夜森の中(月明かりの中、丸太の上)を歩いているシーンなど、何処かで目にしたようなカットが続きます。

 

スタッフ達による遊び心?!、有名な映画のオマージュなのかも知れませんが、そんなカットを期待はしていません。

 

実写以上の美しい写実的な映像クオリティと、ワクワクさせてくれるキャラクターアニメーションを心待ちにしていたのです。

 

キャラクターアニメーションに関しては、もうPIXAR作品に引けを取らないぐらい素晴らしい出来になっていると思うのですが、なんか映画に魂がない・・・

 

うーん、もうネタバレですが、結局ミニオンズ達は何者? 疑問は残ったままなのです。素晴らしい映像ですが、ミニオンズ達の正体を知りたかったという強い気持ちもあったので、それが解決しないとスッキリしません。

 

もっとミニオンズ達で引っ張りたいという商業的な理由もあるのでしょうが、ただミニオンズ達の動きを堪能しただけの作品でした。

 

映画って鑑賞し終わった後のじんまりとした感動が欲しかったのですが、今回それがなかったのが、星4つの理由です。

 

『ミニオンズ』一番の収穫は、同じスタッフによる次回の作品、ペットの動物達のCG映画を少しだけ観れたところです。一番、印象に残ってしまいました!

 

 

最後にいい忘れてしまいましたが、『ミニオンズ』は字幕で観ても日本語吹き替えで観てもたいして差がないです。それはなぜか? ミニオンズ達の言葉が結局どちらで観てもオリジナルで上映されるからです。

 

 

通常時は、解読不明な言葉ですし、時々日本語の単語を発したりするからなのです。

ミニオンズの表現を英語で聞きたかったので、数少ない字幕映画館を見つけたのですが、あまり意味がなかったのです。ちゃんちゃん

 

 

 

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椎 馬鈴:
こちらの映画も面白いですよ!