さて、本日はどの映画の感想レビューを書こうかなと考えていましたら、衝撃的なニュースが入って来ました。
それは何と、日本の企業、ソフトバンクによるドリームワークスアニメーションの買収です。
何でもスマートフォン向けなどのコンテンツを充実させるために、ドリームワークスアニメーションの買収を検討しているらしいのです。
当サイトをご覧になっている方は、ドリームワークスアニメーションが如何に素晴らしい映画会社であるかは既にご存知かと思いますが、あえて付け加えますと、スティーブン・スピールバーグ立ち上げたドリームワークスのアニメ部門です。
ドリームワークスアニメーション、CG映画は、『アンツ』から始まり、『シュレックシリーズ』『カンフーパンダシリーズ』『マダガスカルシリーズ』と、笑いと感動を与えてくれる名作をたくさん製作している企業です。
各映画の紹介は、ドリームワークス作品にまとめてありますので、ご参考ください。
ドリームワークスアニメーションが買収の標的にされた理由は、時価総額が低いのです。有名な映画をたくさん作っている割に格安なのです。
例えば、大手のディズニーの時価総額は140億ドルを超えると言われ、2番手の21世紀FOXも約70億ドルです。
それに比べてドリームワークスアニメーションの時価総額は、20億ドルにも満たないのです。しかも、映画コンテンツに注力している企業でぶれがなく、ソフトバンクとしては、版権も利用できると、美味しい案件と判断したのでしょう。
ソフトバンクの買収というと、携帯会社のスプリントの記憶が新しいところですね。この買収は、Iphone6のアメリカでの通話料を無料にするという戦略で実を結びつつあります。
ドリームワークスアニメーション買収の相乗効果で、経済的には良い結果となるかもしれませんが、個人的感情としては、このまま独自の戦略で突き進んでもらいたいのものです。
ドリームワークスアニメーション作品の毒が抜けたら、悲しいですからね。