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ヒックとドラゴン 映画 続編よりも面白い? あらすじと感想


ヒックとドラゴン(原題: How to Train Your Dragon)は、2010年映画館で上映されたフル3DCGアニメーション動画です。

ホビット 竜に奪われた王国が2013年上映されるまでは、ドラゴン映画というジャンルにおいて、歴代1位をずーと獲得していた作品でもあります。

因みに、アカデミー賞にはノミネートされましたが、受賞はトイ・ストーリー3が獲得しており、相手が悪かったとしか言いようのない結果です。


<公式:ヒックとドラゴン 動画>

ヒックとドラゴン あらすじ

イギリスの児童文学が原作ですが、映画ではその世界感をベースにたくさんのドラゴン達が登場する素敵なCGアニメーション作品となっています。

北の海にある小さなバーク島に住むバイキングたちにとっての天敵はなんとドラゴンだったのです。長年の死闘が既に日常になっているある日のこと、村のリーダーの息子であり、細身の体型でバイキングらしくないヒックがなんと、ドラゴンの中でも最も凶悪だと言われているナイト・フューリーの捕獲に成功するのです。

ドラゴンを倒せば、誰もがヒックを見返してくれるのが分かっていながら、捕まえたドラゴンを殺す事が出来ない、優しいヒックはなんとドラゴンの怪我の介抱を始めるのでした。

そこから、ヒックとドラゴンとの友情が芽生え、共に成長していく、素敵な物語です。

ヒックとドラゴン 感想

なんか、聞いたようなお話であるという事は、百歩譲って、ドラゴン達もかわいいし、ドラゴンの視点で描かれる空中を飛び回る映像は気持ちいいですし、ストーリーも飽きることなく最後まで夢中になれるし、バランスの取れた非常に完成度の高いCGアニメーション作品です。

最初、ドリームワークス・アニメーションが製作したのが信じられないぐらい、毒のない映画です。かといってお子様万歳映画でもなく、細部まで非常によくこだわったCG映像とストーリー展開は、大人が観ても楽しめる、上質のエンタテイメント作品です。

何より、少しネタバレになりますが、天敵であるはずのドラゴンと仲良くなっていく展開が今までのドラゴン映画と大きく違い、夢のある作品です。

観ている間は、常にハラハラドキドキ、観終わった後に余韻がジーンとくる感じがなんとも心地よい作品です。そしていよいよ念願かない、ヒックのドラゴンの続編も映画館で上映されます。

ヒックとドラゴン2、既にアメリカでは上映が始まっておりますが、何とまだ、ヒックとドラゴンの興行成績にも追いついていないようです。元々ヒックとドラゴンも初登場の時はあまりいい数字ではなかったのですが、口コミで面白さが伝わり後から順位を上げた作品ですので、いちファンとして、同じようにこれからブレイクしてもらいたいものです。

キャスト

ヒック:ジェイ・バルチェル

ストイック:ジェラルド・バトラー

アスティ:アメリカ・フェレーラ

ゲップ:クレイグ・ファーガソン

スノット:ジョナ・ヒル

あまり、俳優パワーに頼っている作品ではないようですね。

CG技術

ヒックとドラゴンという作品の中で完成された独特の世界感は見事の一言です。安心して楽しめ、かつ一定の面白さが期待できる作品に仕上げている、最大の貢献はCG技術といっても過言ではないでしょう。

観た事のないカメラワーク、CG演出ならではの、見事な滑空シーンなど、まるで遊園地の絶叫コースターを体感しているような5感に響く映像となっています。

ヒックとドラゴン その他情報

日本で映画公開した時、大々的にCM等で流れていた音楽、イメージソングとして歌っていたのは、あのベッキーだったのです。

どうですか、知っていましたか?
以上、ヒックとドラゴンのちょっとしたお話でした。
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椎 馬鈴:
こちらの映画も面白いですよ!