モンスターズ・インク あらすじ サリーとマイク登場
モンスターズ・インク、原題:Monsters, Incは、その名の通り、モンスターズ・インク社で働く、2人のモンスターが人間の子供と触れ合う事で、奇跡が起こるお話です。
奇跡と言っても、お涙ちょうだいの大エンディングを迎えるというわけではなく、みんな誤解してたのねで、なんとなく観終わると気持ちが良くなる映画です。
モンスターズ・インクは、モフモフの毛皮の持ち主サリーと、一見物凄く不機嫌そうな一つ目モンスターのマイクのお仕事シーンから始まります。何処でもドアのようなアイテムを使って、モンスター界と人間界を行ききしています。
その業務は、エネルギーの回収、実はモンスター界のエネルギーは、人間の子供が恐れて発する悲鳴だったのです。その悲鳴を集めるのが彼らのお仕事。サリーはその業務で会社の皆から尊敬のまなざしをあびるエースで、充実した日々を過ごしているのです。
そんなある日、サリーはなんとモンスター界にとって、禁断のタブー、人間の女の子をモンスター界に連れて来てしまいます。しかもその女の子、ブーはサリーの事をちっとも恐れません、むしろかわいいと思っているようです。
そんなブーが、モンスター界に来てから、色々と明らかになる真実、さて、ブーは無事に人間界に戻れるのでしょうか? 真実を知ってしまった、サリーとマイクが取る行動はどうなっていくのでしょうか。
モンスターズ・インク 感想 マイク・ワゾウスキの人気の秘密
モンスターズ・インクをまだ鑑賞されていない方は、ラッキーですよね。こんな面白い作品をこれから堪能できる権利があるのですから、続けてモンスターズ・ユニバーシティを観れたら、もう至高の幸せです。
観る順番は時系列的には、逆ですが、映画公開の順番通り、モンスターズ・インク、モンスターズ・ユニバーシティがお勧めです。スターウォーズシリーズなどは、はじめて観る方は、エピソード1から観た方が結構面白いかも知れませんが、モンスターズ・インクに関しては、こちらが確実に先がいいでしょう。
モンスターズ・ユニバーシティはよくも悪くも、モンスターズ・インクを観ている事を前提にしたストーリー展開だったり、さりげなくモンスターズ・インクのキャラクターが登場したりしているからです。
それにしても、映画のポスターを観た時の、ファーストインプレッションが最悪だったマイクがこんなにもかわいく思えるようになるなんて不思議です。見た目の気持ち悪さを補うような、マイクの動きとセリフが、見事です。
マイク人気の秘密は、やはり相棒のサリー何でしょうね。漫才師のような、見事な連携で、お互いの個性が光り輝いていますね。なんとも楽しい時間を提供してくれて、映画モンスターズ・インクには大感謝です。
モンスターズ・インク PIXARの4作品目、モンスターでチャレンジ!
今でこそ、人間のCGキャラクターがだいぶ確立されて来ましたが、モンスターズ・インクが全米で公開された2001年は、まだまだ人間のCGキャラクターなんて夢のまた夢の世界でした。
勿論、作る事は出来るのですが、アニメーションになると途端に動きに不自然さを覚えるという事で、最も人間のキャラクターが難しいと言われて来た時代です。
我々が一番、人間の動きを普段の日常の生活の中で見慣れてているので、ちょっとでもアニメーションがおかしいと、すぐに違和感を覚えてしまうのです。
だからこそ、PIXARも、おもちゃにはじまり、昆虫で技術を磨き、今回少しだけ人間も登場させるけれど、モンスターという架空のキャラクターを登場させているのです。
それにしても、CGに荒が無い為でしょうか。今観ても、かなり完成度が高いとほれぼれしてしまいます。ところどころに、ディズニーキャラクタが隠れて登場していたり、遊び心満点の映画、モンスターズ・インク、面白いです。
ランドールといった、名悪役の演技も面白いですし、2,3年に一度は観たくなる映画です。
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