宮崎吾朗監督作品、『山賊の娘ローニャ』、第6話の感想です。放送が始まって、早くも2ヶ月目突入ですが、まだそれほど面白いとは感じていません。言葉が悪いですが、乗りかかった船に乗ってしまって、いまだに降りられずにいる状態です。
もっと詳しく説明しますと、毎回面白くて次が気になるという作品ではないのですが、いつかはきっと面白くなっていくのだろうという気持ちで観ています。
海外ドラマ『ロスト』がそうでした。10話位まで、全然面白さを感じる事が出来ず、なぜこんなにも絶賛されているのだろうと、我慢して観続けた結果、見事にはまり、観続けていた良かったと今では思っています。
『山賊の娘 ローニャ』が今後、どう展開していくかは、わかりませんが、6話目でも、もう本当に駄目という演出でもなかったので、今のところ偉そうですが、見守っていきたいです。
ところで、ローニャ第6話、相変わらず野山を駆け巡って、無駄に時間を引き延ばしているのではと感じてしまいます。
キャラクターのアップではなく、全身で走り回っているシーンなので、アニメーションの苦労はわかりますが、そんなの一般人にはわからないでしょう・・・ちょっともったいないです。
また、ボルカ山賊との対峙するシーン、両方のお頭が、後ろに子分を控えさせて、互いに文句を言うシーン、後ろのキャラクターが背景と化していたのが、気になりました。
確かに、お頭に視点を注目させる為に、動かさないのがセオリーなのかも知れませんが、セルアニメでなくて、3DCGで作っているのですから、目に付かない程度揺れているとか、動きがあった方が良かったです。もしくは、カメラが少し移動しているなどの工夫があってもよかったのでは・・・
その後のシーンで、今まで静止していた子分達が急に動き出すので、その分、なんかギャップを感じてしまいました。
お話が退屈な分、キャラクターの動きにばかり目がいってしまいました。以上辛口かもしれませんが、期待している、『山賊の娘ローニャ』第6話の感想です。