NHKアニメ・ガイド 山賊の娘ローニャ 後編―春のさけび (教養・文化シリーズ)
宮崎吾朗監督作品、『山賊の娘ローニャ』の感想です。

 

 

今まで毎話数毎に感想を書いていましたが、ストーリーのテンポが緩やか過ぎるのと、次のエピソードが全く気にならなくなり、観るのをずーと止めていました。

 

 

今回、一挙に12話から最終話である26話迄の『山賊の娘ローニャ』の感想です。

 

 

ネタバレになるかも知れませんが、大したオチもなく、大きな感動もなく、最終回に向けて大きな盛り上がりもなく、最後迄淡々としたストーリーが続き、結局そのまま終了してしまいました。

 

 

お話的には、まあ童話とすれば納得なのかも知れませんが、あれだけアニメーションに凝って、お金かけて制作したのに、全く感動しませんでした。

 

 

 

最後迄観れば、何か得るものがあるかなと思いましたが、アニメーションカットの使い回し(食事のシーン、スキーのシーン、泳ぐシーンなど)が目立ち、無理やり30分のアニメーションを作っていると、制作現場の裏側が想像出来てしまうのが残念です。

 

 

 

アニメーションをこれから勉強したい学生さんや、業界関係者であれば、少しは参考になるようなシーン(川の流れ、キラキラした泉など)はありますが、全体的には頑張っているけれど、無理に3DCGでキャラクターを作らなくても良かったのではないでしょうか。

 

 

 

なんか、大コケした映画『ファイナルファンタジー』を思い出してしまいます。技術は凄いけれど、使いどころを間違えて、自己満足の作品、そう捉えても仕方がないような作品に思えてなりません。

 

 

たいしたブームにもなっていないようですし、子供もそれほど夢中にはなれなかったのでは・・・

 

 

ビジュアルの美しさだけがやけに目立つアニメ作品です。CGの事を何も知らない方なら、キャラクターが3DCGで作られている事も分からないぐらいアニメになっていますが、この先の展開がなかったです。

 

 

 

まあ、お話が悪かったという事になるんでしょうね。あのクオリティで『風の谷のナウシカ』を作ってくれたらさぞかし、歴史に残る作品になったであろうに残念です。